【猫との生活】*猫を暑さから守るために知っておくこと*

猫と楽しく暮らすために
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猫の暑さ対策、できていますか?

毎日、暑い日が続いています
人間だけでなくもふもふの猫たちにとっても厳しい季節☀️

人間のように汗をかいて体温調節ができない猫は、熱中症になりやすく、最悪の場合、命に関わることもあります。特に室内飼いの猫は、エアコンや風通しなどの環境に大きく左右されるため、飼い主のちょっとした工夫が健康を守る鍵となります。

この記事では、猫が暑さで体調を崩さないための具体的な対策を、わかりやすく解説していきます。
大切な家族である猫が快適に夏を過ごせるよう、今すぐできる工夫を一緒に見ていきましょう✨

なぜ、猫に暑さ対策が必要なの?

猫はもともと砂漠地帯をルーツに持つ動物で、暑さにある程度は耐性があります。
暑さに強いなら対策は必要ないのでは?と思いがちですが、それは自然の中での話。
現代の住宅は密閉性が高く、風通しが悪いことも多いため、猫が自力で快適な場所を見つけにくい場合があります。

さらに、猫は汗腺が足裏にしかないため、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。
主に「呼吸」や「肉球からの汗」など限られた手段で体温調節を行うため、気温や湿度が高い環境が続くと、すぐに体温が上がり、熱中症になるリスクが非常に高いのです。

特に対策が必要な猫
⚫︎子猫やシニア猫(体温調節機能が弱い)
⚫︎短頭種(ペルシャ、エキゾチックなど呼吸がしにくい種類)
⚫︎肥満気味の猫(体に熱がこもりやすい)
⚫︎持病のある猫(腎臓病や心臓疾患など)
上記以外の猫ももちろん、暑さ対策が必要となります

日本は、高温多湿のため、熱中症になりやすい環境です
愛猫の健康を守るために、猫の様子をよく観察し、日頃から室温や水分補給、風通しなどに配慮することが、元気に夏を乗り切る第一歩になります。

熱中症の症状について

軽度であっても油断すると命に関わるのが熱中症です。
下記のような症状が現れたら、速やかに応急処置を行い、かかりつけの動物病院を受診してください

熱中症の初期症状
・食欲が落ちている 元気がなくぐったりしている
・おしっこの量が減る
・口を開けて『ハッハッ』と浅い呼吸をくりかえす
・嘔吐・下痢を繰り返す
・足元がふらついている
・耳、肉球が熱い
熱中症の応急処置
・保冷剤で首裏・脇・足の付け根を冷やす
・涼しい場所に移動させる
・飲めそうなら少しずつ水をあげる
・体温が高ければ、濡れタオルで全身を拭いてあげる

熱中症対策について

大切な愛猫が熱中症にならないために、ここからは具体的な熱中症対策についてご紹介します✨

①室温を猫にとっての適温に保つ
猫にとっての適温は25℃〜28℃ 湿度は50〜60%程度。エアコンやサーキュレーターでの室温の管理が必要になります。
ただし、冷気が直接当たることを猫は嫌うため、置き場所には気をつけてあげましょう
長時間いることが多いお気に入り場所は必ず温度調整が必要です。
日頃から、猫の行動パターンを把握するようにしましょう
②ブラッシングをこまめにする
特に長毛の子は必須です。
日頃からブラッシングをして冬毛を取り除くことで身体から熱が逃げやすくなります。
同時にマッサージ効果もあるため、こまめにブラシをするようにしましょう
【エマちゃんメモ】
長毛種のエマは、1日ブラシをしないだけで毛玉だらけ。常に手の届くところにブラシを置いて、1日数回ブラシをしています。日常的には荒目のブラシで軽くなで、コームで仕上げています。(たまにブラッシングスプレー使用)
ガッツリとりたい時にはファーミネーターや最近購入したAthbeam ペットコーム を使用しています。
スリッカーブラシは逃げられます💦

ブラシをする時にはブラッシングスプレーをした方が良いようです
猫が嫌がらなければ使ってみましょう(*´꒳`*)

ブラシの好みは猫によって全然違うので、色々試してみてください٩( ‘ω’ )و
③冷感グッズを揃えておく
停電が起こると、エアコンやサーキュレーターが使えなくなります。
万が一に備えて、冷感グッズを揃えておきましょう。
(冷却ジェルシート アルミシート 保冷剤 など)
また遮光カーテンで日差しを遮ることも効果的です
【エマちゃんメモ】
アルミ鍋大好きなエマ。1日の大半はアルミ鍋の中で過ごしています。
気分転換にひんやりマットやひんやりクッションも使用しているよう。
購入してすぐ使わなくても、次のシーズンには急にお気に入りになったり。
猫ちゃんはやっぱり気まぐれなようです( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
ただし、アルミ鍋はエマにとって最強な様子♡

④水飲み場の設置
口の中が冷えると体温が下がるため、水分補給は熱中症対策には欠かせません
猫はあまり水を飲まないため、できるだけ水を飲めるよう、工夫をすることが必要となります。家の広さによって、数箇所水飲み場を作ることがおすすめです。
お気に入り場所への動線、いつも寝る場所の近くなどに置いてみましょう。
また、どうしても水を飲まない場合は、ウェットフードやゼリー、ペースト状のおやつなども取り入れてみましょう。

【エマちゃんメモ】
水分摂取量が足りなかったのか、ストルバイト結晶が見つかったエマ。
その頃から水飲み場を増やしました。
喉が渇いた時に近くに水飲み場がないと、面倒で我慢してしまうこともあるようです。
お気に入り場所や夜寝ている場所の近くに水飲み場を設置したら、少し水分摂取量が増えた様子。
ご飯にスープを取り入れたり、色々工夫をしています

エマは猫壱さんの水飲みを使用しています

こちらは購入検討中の自動給水機
コードレス・お手入れ簡単は魅力ワードですね♡

ペースト状のおやつをお水に溶かすと好んで飲む子もいるようです。

【作り方】
用意するもの
・猫用ペースト状のおやつ 1本(種類はお好みでOK)
・お水 約30〜50ml(常温〜ぬるめがベスト)
1清潔な容器にお水を入れます。冷たすぎるお水は避けましょう。
2ペースト状のおやつを1本分しぼり出し、お水に加えます。
3スプーンや箸などでよく混ぜて、おやつが全体に溶けたら完成!
・食事とは別のタイミングで、水分補給として与えるのがおすすめです。
・飲みきれなかった分は冷蔵庫で保存し、できるだけその日のうちに使い切りましょう。
・初めてのときは少量から様子を見てあげてください。
⑤キャットタワーなどの設置
猫が好む気温はその子によって様々。
冷気は低いところに、暖気は高いところに溜まります。
猫が自分で好みの気温の場所に行けるよう工夫をしてあげましょう

子猫・シニア猫は特に注意が必要

まだ体が十分に発達していない子猫は体温調節が苦手。
快適な場所を探すのもまだ下手です。
過ごしやすい環境を飼い主さんが作ってあげないといけません。
⭐️室温25℃〜28℃に保つ
⭐️エアコンや扇風機の風が直接当たらないよう注意
⭐️まだ体が小さく、室温の影響を受けやすいため、冷えすぎないようブランケットを準備
など注意しましょう。

また、体力や体の機能が低下しているシニア猫さんは暑さにも寒さにも弱くなります。
室温の変化自体、大きな負担になるため、エアコンで一定の温度を保つことが必要です。
あまり動かなくても良いように、よくいる場所にひんやりアイテムやブランケットなど置いて
無理なく体温調整できるよう気をつけてあげましょう

猫のサマーカットについて

サマーカットとは、気温や湿度が高くなる時期に、被毛を短く刈ること。
被毛のボリュームが減って涼しくること、抜け毛が減る などの効果が期待されます。
長毛種の子は見た目の印象もガラリと変わって長い時とは違ったかわいさで夏場には人気のカットです( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

ただし、サマーカットにする場合は下記のような注意点があります
こちらを把握した上でサマーカットは検討してみてください

【サマーカットの注意点】
*肌を守ってくれていた被毛がなくなるため、紫外線ダメージを受けやすくなり皮膚トラブルが起こりやすくなる
*被毛の質が変わる・生えてこなくなる可能性がある
*害虫が入り込みやすくなる
ツルツルにしなくても、肉球周りやお腹周りを短くするだけでも、体感温度は下がるようです。
うちのエマちゃんも、いつもより少し短めにした時期もありました✨
このくらいのカットでも、いつもより快適そうに見えたので、効果はありそうです。
何より、可愛いですよね(*´꒳`*)♡

まとめ

今回は、猫の暑さ・熱中症対策についてまとめてみました。

夏の暑さは、猫たちにとってとても負担が大きく、油断すると熱中症になってしまうこともあります。特に室内にいても、風通しが悪かったり水分が足りなかったりすると、体調を崩してしまうことがあるので注意が必要です。

エアコンやサーキュレーターを上手に使って室温を快適に保つことや、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしておくこと、涼しく過ごせる場所を用意することなど、小さな工夫が熱中症の予防につながります。

体調の変化を言葉で伝えられない猫のため、私たちがしっかり気づいて守ってあげたいですね。
この夏も、猫と元気に楽しく過ごすために、できることをやっていきましょう

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